松下幸之助

ふらっと本屋に寄って数ページ読んで、そのままレジに直行してしまった。

道をひらく

道をひらく

一代で世界に登りつめる人の考え方ってのはやっぱり凄い。「経営の神」と呼ばれる松下幸之助だけあって本書は正に神レベル。人生のバイブルと呼べる名著と出逢った。


何と言っても一言一言が非常に美しいのだ。


自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗することもある。

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ちょっと宗教じみた所もあり、言い古されたような事ばかりなのだが、シンプルで分かりやすい。そしてなにより美しい。何年か経ったら読み返してみようと思う。


名著との出会いに感謝したい。